先日、チェックインの際に飛行機の通路側シートを頼んだにもかかわらず(窓側は寒いから。)、非常脱出口の窓側でした。
緊急脱出時、援助をお願いされる場合がある、あの席です。
誰かが座らなければいけない非常口窓側シートではあるのですが、言葉もままならない東洋人で、おまけに女性が座るのは何かあった時に困ります。
考え過ぎかもしれないけど、必至で頑張るプロペラの爆音を聞くと考えずにはいられないのです。
即、一番近くにいた男性キャビンアテンダントを捕まえて(なんて不運な人。)、ファンの方が見たらドン引きするだろうなー。日本人がいませんように。。と心の片隅で願いながら、日本人離れなクレームを告げました。
彼はおののきながらも、私のパスポートを見て一言。
「え、anyway...ようこそ...。」
ぶっ。怒りが消えてゆく。。
フランスはこれだからにくめない。
どんな時でも、紳士淑女である事がこの国のマナーです。
たまたま隣に乗り合わせたマッチョな男性が自ら席を変わってくれました。
彼なら満場一致で非常口窓側シート適任でしょう。
私も強くなったなーと感じた出来事でした。
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