2011/01/29

バラータとの会話

「僕のCDがまだリオに届かないよ!」(ブラジル。そんな事もある。)

「葉子さんが三月にまた送るそうです。」

「もう待ちくたびれた!!(お、怒ってる?!)」

「じゃあ、私のCDをアンドラに送ろうか?」(来月、フランスとスペインの間にあるアンドラ公国にてLIVE。アンドラなら確実。)

「いや。尚美がCD持って僕に会いにリオに来ればいい。」

「いや。いや。ハニー。あなたが東京に来ればいい!」

「じゃあ、ビザの書類送って!すぐ行く!」

「葉子さんに言っておく。ハニー。」

「いつもそれ。。」

バラータとの会話の傾向。
全く結論が出ない。

横で見ているジャキスは何て思うか。。

写真はベネチアカーテン2号です。

2011/01/28

初ショコラショー

フランスやスペインに行く度にずっと飲みたかったショコラショー(ホットチョコレート)。
ベネチアンショコラショー(ムースみたいにドロドロ)も断念。
牛乳が飲めないから仕方ないと思っていました。

でも日本のスーパーで、お湯で作れるショコラショーを発見!
みんなこんなに美味しいものを飲んでいたのですね。
ホワイトショコラショーもありますが、こちらは牛乳が必要らしいです。

紅茶染めして色が落ち着いたベロアで、コサージュ付きのタッセル(カーテンを留めるもの)を作りました。
水滴みたいにスワロフスキーを付けてもかわいいかも。

2011/01/26

ジャキス!

チェロのジャキスモレレンバウムさんが、Twitterでフォローしてくれました。
うれしーい!


こうなるまでの込み入った事情(?)があるのですが。
ドラムのバラータと私のみぞ知るという事で。
日本にもまた来たいのだと思います。
またお会いしたいです。

2011/01/25

スワロフスキーとチェコグラス

ビオさんと出会ったおかげで、ガラスのちょっとした判別ができるようになりました。(きっかけは次回に。)

自宅の灯りに取り付けられたガラスビーズが、実はスワロフスキーではなくチェコグラスではないか?と思えてきたのです。

スワロフスキーのビーズを買ってきて比べると、やはり全然違う。。
左がスワロフスキー。右が疑いをかけられているガラスビーズ。

どちらも大変美しいものですが、やはりスワロフスキーの美しさは別格なのですね。

2011/01/24

久々の

友達の家のお菓子入れに、ブラジルのチョコレート発見!
イタリアでリオの様々なニュースを見ましたが、このチョコレートは見なかった。

2011/01/22

ベネチア風カーテン

ベネチアは男性的な街ですが、少しフェミニンなテイストを加えました。

逆光で写りませんでしたが、右サイドはオーガンジーで、運河の雫をイメージしたスワロフスキーを付けました。向こう側にゴンドラが見えそう!

2011/01/21

anyway YOUKOSO!

先日、チェックインの際に飛行機の通路側シートを頼んだにもかかわらず(窓側は寒いから。)、非常脱出口の窓側でした。
緊急脱出時、援助をお願いされる場合がある、あの席です。

誰かが座らなければいけない非常口窓側シートではあるのですが、言葉もままならない東洋人で、おまけに女性が座るのは何かあった時に困ります。
考え過ぎかもしれないけど、必至で頑張るプロペラの爆音を聞くと考えずにはいられないのです。

即、一番近くにいた男性キャビンアテンダントを捕まえて(なんて不運な人。)、ファンの方が見たらドン引きするだろうなー。日本人がいませんように。。と心の片隅で願いながら、日本人離れなクレームを告げました。

彼はおののきながらも、私のパスポートを見て一言。

「え、anyway...ようこそ...。」

ぶっ。怒りが消えてゆく。。
フランスはこれだからにくめない。
どんな時でも、紳士淑女である事がこの国のマナーです。

たまたま隣に乗り合わせたマッチョな男性が自ら席を変わってくれました。
彼なら満場一致で非常口窓側シート適任でしょう。

私も強くなったなーと感じた出来事でした。

2011/01/20

ポット

パリのアンティークマーケットで買ったポット。

底を見るとローゼンタールのもので、weihnachten(クリスマス) 1942 と書かれていました。

おそらくヒットラーの時代ですよね。
どんなクリスマスだったのでしょうか。

2011/01/17

ブラジルとベネトの関係

20世紀に南米に渡ったイタリア系の方のほとんどはベネトの方だそうです。
その代表国がブラジルとアルゼンチンだそう。

やる事なす事がリオの人達とベネチアの人達はそっくりです。


「あー、冬のベネチアは退屈だなぁ。」

「じゃあ夏は何するの?」

「ビーチに行くよ。」

「えっ!リオの人達と同じ。」

「だって彼らのルーツはここだもの。イタリア人は自然が大好きなの。」

確かに、どんなに寒くても船の甲板に出て幸せそうにずーっと海を眺めているのは地元人だけ。

昔は、敵でもカーニバルの時には入れてあげたというベネチアの人達。
優れた技術者を世界中から集め(日本から漆職人も呼んだらしい。)、その技術者が働きやすいように、その周りもその国の人達で固めたのだそうです。

オープンで包容力のあるベネチアンなのでした。

2011/01/15

モダンアンティーク

ビオさんとよく話した"モダンアンティーク"。

伝統的なものを現代風にアレンジする事を、私達だけにしか分からない言葉かもしれませんが、そう呼んでいます。

結局今回選んだポンポン付きリボンも、なんと再びパッサマネリア!!!(フィレンツェの。。買ったのはベネチアですが。)
ベネトにもいろんなブランドがありますが、その辺りをうまくデザインしているのはやっぱりパッサマネリアでした。

さて。
どうやってデザインしようかなー。

2011/01/14

帰国

帰国しました。

お財布をすられてパリで落ち込む先生や(あと一週間一人で残留。心配。)、パリで入れ違いになったvioさんなど(素朴でいい人なだけに。大都会パリでパリジャンにいじめられていないだろうか。)、後ろ髪をひかれつつ飛行機に乗り込みました。

機内のニュースでザッケローニ監督を見ながら、すでにイタリアが懐かしいのでした。
写真はベネチア1美味しい店のパネトーネ。

2011/01/13

日本へ

帰国の日がやってきました。

エアポートシャトルを待つ風景。
凱旋門がきれいです。

そんな中、ベネチアのvioさんから「一週間休みを取るので、パリに行きます。今、パリのどこですか?」とのメールが!
あと一日早かったら。
またベネチアに行きたいです。

2011/01/11

初警察

ポジャギの先生がメトロでお財布をすられ、連絡を受けて、プレゼントに(?!)新しいお財布を買い、先生より先に警察に着いてしまいました。

韓国語の用紙をもらい先生を待つ間、様々な人が警察を訪れます。

息子を迎えに来る母親、何かのトラブルにあってしまった人、捕まった人、など。

やがて先生が到着。
フランス語が話せない先生と、英語が話せない警官は、二人別室でボディーランゲージで調書を作成。

○月○日、○時頃、メトロ○○駅から○○駅の間で、紫色の○○製の財布(○○ウォン相当)とカードと現金○○ユーロが盗まれ、犯人は見ていない。

この立派な調書をボディーランゲージで作成した二人は、本当にすごいと思いました。

スリには気をつけましょう!

2011/01/10

vio さん一家のテラコッタ

パリのマルシェにポジャギの先生(韓国から来仏中)と行きました。
バンブーのマルシェで、なんとベネチアでお世話になったvio一家のテラコッタが売られていました!
vioさんから買った誰かが、骨董屋に売ったのだと思います。

リドのアトリエでがんばる一家を知るだけに心中複雑ですが、家内制手工業がんばれ!

2011/01/09

職人

大都会パリに戻って数日経ちました。
ベネチアの人達がなつかしくなりました。

ベネチアは大昔から職人が多い街。
でも、うまく真似して作られている安い大量生産製品にはかなわないので、代々継いできた職人技は自分の代で終わりだろうとみんな言っています。
あの有名なベネチアングラスもそうなんです。
なんとか続けてほしいけど。

2011/01/07

3saints day

1/6。
ようやくクリスマスが終わります。

イタリアでは魔女がクリスマスのシンボルです。
皆様に素晴らしい一年が訪れますように!

チワワマイケル

似てる。

2011/01/06

ベネチア料理 3

風邪気味の私に作ってくれたリンゴのデザート。
イタリアでは風邪をひいたり、入院した時に必ず夜に出る一品だそう。

リンゴを水、砂糖、赤ワイン、クローブ、レモン汁、日本のみかんのようなオレンジで30分ほど煮ます。

大事なのは汁!
水分が少なくなったら水を足します。
この汁が風邪によいそう。
確かに喉や気管支が楽になりました。

実は食べても食べなくてもよいのだそうです。

ベネチア料理 2

ラディッキオ ディ トレヴィーゾ(セロリ風味のターツァイみたいな感じ。)という赤い野菜のタリアテッレ。

トレヴィーゾをニンニク、オリーブオイルで炒めて、赤ワインを入れ、生クリームを入れ(写真は生クリームなしバージョン)、塩コショウで味付けをして、塩茹でしたタリアテッレ(パスタ)を入れます。
イタリアンパセリ(生をカットして冷凍保存するのがベストだそうです。)をふりかけます。

ベネチア料理 1

ベネチアに来て一週間経ちました。

明日パリに戻るので、お友達がベネチア料理を振舞ってくれました。

イワシの南蛮漬け(イワシとタマネギのマリネ。九州の南蛮漬けと同じですよね。ベネチアと九州は、魚介類がよくダブるので驚きました。)と、バカラ(干したタラ)とクリームのパテ。

パテは、バカラと生クリームをミキサーでひたすら混ぜて塩コショウで味付けしたものです。

南蛮漬けとバカラのパテの組み合わせは、ベネチア料理のゴールデンコンビだそうです。

ブラーノ料理

今回お世話になった方は、ベネチアのテラコッタ職人一家。
元々はブラーノ島の出身で、現在はアトリエをベネチア映画祭で有名なリド島に。
ショップはベネチアの島の中に構えています。

ブラーノ島はレースと漁師の島。
名物料理は、魚介類のフリットミスト。
なんとワカサギ(九州でしか見たことがなかった!)とイカ、タコ、エビをフリットして、塩とレモンでいただきます!

2011/01/03

イタリアのお正月

一月一日の午前、ベネチアのフェニーチェ劇場で行われるニューイヤーコンサートと、午後にウィーンで行われるニューイヤーコンサートがTVで生放送されます。

イタリアではこれを見るのが、典型的なお正月。
日本の紅白みたいです。
パンドーロや写真のベネチアのお菓子(30センチ以上ある!)を持ち寄ります。

コンサートが終わると、この日はパドヴァに近い、中世の村アクアパトレラ(うる覚え。アクアまでは正解。)に遊びに行きました。
ペンションやレストランがたくさんあって美しい村なのでオススメです。

途中パドヴァに立ち寄りました。
イタリアでは、人の名前でルーツが分かるのですが、ドナート(donato)はこの辺りなのだそうです。

2011/01/02

ベネチアのレース

ベネチアの教会や街角の祭壇には、必ずレースが飾られています。

新年!

ベネチアでお友達ができたので、みんなでお寿司を食べに行って(箸の持ち方を知りたかったらしい。)、カウントダウンの花火を見にサンマルコに連れて行ってもらいました。

イタリアで一人お友達ができると、その友達、家族、親戚、その友達、、と芋づる方式に増えていきます。

楽しいニューイヤーでした。

2011/01/01

ブラーノ島

船でレースで有名な島、ブラーノ島に渡りました。

売られているレースは98%中国製でした。